日記

和菓子を作る

春は和菓子が食べたくなる

春になると洋菓子よりも和菓子にひかれます。

桜餅、道明寺、お団子、いちご大福、草餅、ヨモギ餅、おはぎ、柏餅etc.

和菓子屋さんに並ぶ和菓子に心ときめいて、あれもこれも食べたくなります。

この記事を書く前にもいくつか買って食べているので近いうちにブログを書く予定です。

何かを作りたいと思う。

私の仕事は以前にも話しましたが事務の仕事です。

何かを生み出すことはなく、滞りなく仕事が流れるようにするのがメイン業務です。

そのせいか何かを生み出す仕事に憧れがあります。

そんな気持ちが爆発して1dayのカルチャースクールをいくつか申し込んじゃいました♪

その一つが和菓子作り。

可愛らしい練りきりをつくる講座です。

材料があらかじめ用意されていて、職人さんが教えてくれるプログラム内容です。

恥ずかしながら練りきりの材料が白あんと求肥を混ぜて作っていることを初めてしりました。

そして、練りきりが非常にデリケートな材料であることも知りました。

常に乾燥との闘いなんです。

形を整えるために転がしたり、つまんだりするんですが・・・触りすぎて乾燥するとボロボロに崩れます。

なので触る時間を最小限にして、触らない間はラップを被せて乾燥を防がなければなりません。

そして、和菓子の綺麗な色を出すために違う色の練りきりを混ぜるのですが綺麗なグラデーションにならないんです。

職人の方はあっという間に色を混ぜて形を整えるからすごい。

店頭に並んでいる和菓子を見る目が変わりました。

私たちが店頭に並んでいる練りきりは職人の方々の修行のたまもので出来上がっているんだと改めて実感しました。

完成

職人の方に見てもらいながら練りきりと格闘した結果、完成したのがこちら

 

 

じゃーん!!

なんとか形にできました。

梅の花の形をした和菓子と富士山を背景に梅の花に止まる鶯の和菓子です。

梅の花は、花びらを切り込みで表現するのですが・・・・切込みの角度が難しかった・・・

富士山の和菓子は、ラップを使って茶巾絞りという技法で形を作るのですが、上手く絞れなかったため不思議な形になってしまいました。

職人さん曰くラップではなく、普通は濡れた布を使うのでもっと綺麗に簡単にできるとの事。

それでも、もっと上手く作りたかった!!!

悔しい。

それと同時に苦労して作っただけに、食べてなくなっちゃうのが嫌だと思ってしまいました。

このまま食べずに飾っといたら絶対にカビが生えるのでいっぱい写真を撮って食べました(苦笑)

形はいびつだけど、味は美味しい✨

良い思い出ができました。

結論、私は和菓子を作るよりも食べる方が向いている。

何かを作りたい欲は満たせましたが、私は和菓子作りに向いていないようです。

これからは美しく、美味しく和菓子を作ってくださる職人さんに感謝しつつ味わって和菓子をいただきたいと思います。