夢が現実になる
小さい頃から父の影響でゴジラシリーズや戦隊ものをみていたせいか巨大ロボットに憧れがありました。
建物が壊れちゃうのは嫌だけどロボットが歩く事ってすごいって思ってて、「カッコよい」と言いながら目をキラキラさせてテレビを見てました。
高所恐怖症なのに巨大ロボットに乗ってみたいと思ってたくらい好きだったんです。
何体も戦隊ロボットや怪獣が生まれ、ガンダムやマクロスなどいろんなロボットが登場したけれども現実に巨大ロボットが生まれるまでかなり時が経ったような気がします。
私が知る中で初めて巨大ロボットが生まれたのはお台場のガンダムではないでしょうか。
もちろんお台場まで見に行きました。
細部までしっかり作られていて、今にも動き出しそうなくらいリアル。
大興奮していっぱい写真を撮った事を覚えています。
あれから何年か経ってガンダムがいつの間にかユニコーンガンダムになっててびっくりしたのを覚えています。
白いガンダムってどうなんだろう・・・と最初は思ってたのにすごく綺麗で惚れちゃいました。
今では普通のガンダムより好きかも(笑)
それでも巨大ロボットが動く事はありませんでした。
巨大ロボットが動く日
大人になってから戦隊ものや怪獣物を見なくなり巨大ロボットへの興味が薄れた頃、ついに巨大ロボットが動く日がやってきましたーっ。
そう動くガンダムです!!
場所はお台場ではなく、横浜。
既存の物を動かすのではなく、新しいものを作った事にもびっくりしたけど夢が現実になった事が嬉しかったです。
開発秘話を見るとガンダムを動かす事の難しさが書かれてました。
巨大な体を2足で支える事は出来るけれども、歩くときはどうしても1足になり体を支える事ができなかったと書かれています。
そりゃそうだ・・・・
上半身を動かすためにモーターなどのパーツを組み込んだら上半身だけで相当な重さになりますよね・・・。
それでも諦めずに開発してくれたお陰でつくれたんですよね✨
開発者の方々には感謝の言葉しかありません。
重いガンダムを動す秘密はガンダムの四方を囲むドックです。
テスト段階のガンダムの起動実験を行うという設定を作ることで動くガンダムを実現。
素晴らしいアイディアですよね。
だからドックの中では歩く動作も片膝をつく動作も可能。
腕を上げる、左右を向く、コクピットが開く。
私が見ている時間の間に様々な動きをしてくれて大興奮です。
周りの人も同じ気持ちらしく、写真撮りまくってました。
ガンダム好きって年配の方のイメージが強かったのですが、若い人も多かったし、それよりも外国人が多いのには驚いた。
もはや世界のガンダム。
ちなみにドックにも上がれて、そこから動くガンダムを見る事もできます。
真横から動くガンダムが見れるってすごくないですか!?
でも人気らしくて完全予約制で全て満席。
ドックには登れなかったけど、たくさんガンダムを見れたし制作段階ガンダムの研究秘話、ガンダムカフェオリジナルメニューを堪能できて幸せ♡
展示エリア
ガンダム格納庫のようなスペースが展示エリアになってました。
模型やロボットを動かす体験、巨大ガンダムを組み立てる時の映像が流れています。
今回の開発に関わった人の紹介では、異業種の人たちのアイディアと熱意と工夫が伝わりました。
これだけたくさんの人が関わってたんだ・・・と
実現してくれてありがとうの一言です。
あと、展示エリアにあった制作秘話で面白かったのは、四つん這いで戦うガンダムを作るアイディア。
確かに二足歩行よりも四足歩行の方が安定性がありますよね。
でも、動きのバリエーションが出せないから没になったらしいですよ。
他にもいろいろ展示されていて楽しかったです。
動くガンダムは本当に夢がありました。
これからいろいろな可能性が生まれそうです。
個人的には四足歩行巨大ロボットが作れるのならば次はゾイドを作ってほしい・・・。
夢はあきらめないと叶うんですね。
夢の世界から帰る事が名残おしいくらい楽しい場所でした。
ありがとうガンダム。